Yuta Something

なんか言うた!

2017.04.17

『順列都市』に出てきた「幸せなシーシュポス」という文章で、ぼくの中にRock of Agesのスパ帝あやつるシーシュポスが連想されてしまって、どうにもナンセンスな幸福を思い浮かべざるを得なかった。


健康診断。去年より4kg太り、胴回りが4cm増えた。そろそろ抑え込みにかからねばならぬ。それにしても、この私が太るとはな……。


空港でふと見かけて買った『アメリカ海軍に学ぶ「最強のチーム」の作り方』を読んだ。軍艦の提督としてどうやったら部下が喜んで自分の責任を果たすようになったか、ということが列挙されているのだが、たしかにそうだと頷くところが多い。今の会社のどんよりと淀んだ雰囲気にこの本の指摘がよく当たる気がする。ぼくの部下は今のところ少ないけれど、そのまま倣えるところは倣ってみたい。他方で、この本に出てくるような「喜んで自分の責任を果たす部下」にぼくが先になってしまっても良いのだとも思わされた。組織を良くすることが目的であり利益なのだから鶏が先でも卵が先でも構わないという理屈で、ぼくが部下として上司が良くあるように操縦しても良いということになる。

精神の安定によって能力向上の機運が出てきて、今ごろになってようやく跳ねっ返りの部下になってみようじゃないかという気になっている。ここ七年ほどは過去の蓄積を食いつぶすような日々だったけれど、この環境では自分の地力の高さを感じることがまだあるので、やってやれないことはないだろう。はじめるに遅すぎるということはない(はじめるに如くものはない)のだ。

ところで、こういう本には良いことばかりが書いてあって、ついつい「そんなに全部あんたの功績じゃないだろう」と言いたくなってしまう。でも、普段から作者の存在など想定しない(すべての本はそれ自身のみからなるテクストとして読みたい)と言っている私の主義とはたいへん矛盾するので改めたい。

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